洗浄
アダプターは測定後に取り外し、水またはエタノールで洗浄する。
ストリップアダプターを手前に引き抜く ↓ ・固くて引き抜きにくいことがある 本体の発光部分があらわれる![]()
↓ 発光部分に液体が付着していたら、 慎重にティッシュペーパー等に吸い込ませる。 ↓ ・傷を付けないように気を付ける ストリップアダプターを3つの部品に分解する
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↓ 水かエタノールで洗浄する ↓ ・特にインターナルスタンダードには傷を付けないように気を付ける 液体が残らないように、慎重に ティッシュペーパー等に吸い込ませる。 ↓ インターナルスタンダードを元通りにセットする ↓ ・金属製の板バネを抑えながら組み合わせる 黒い部品の上端の丸い穴に右の部品上端の突起が収まるように 組み合わせる
↓ 試験紙を挟む部分がちゃんと開閉するか確認する。 ↓ ストリップアダプターを本体に差し込む ・溝からずれた状態で無理に押し込まないように気を付ける ・一度電源を入れてSTARTボタンを押し、きちんと秒数が表示されるか 確認しておくと良い。標準されない場合はアダプターがきっちりと入って いないということなので、もう一度抜き差しする。
RQチェック
別売りのRQチェックを使い、時々状態をチェックした方が良い。 洗浄・キャリブレーションを行っても、RQチェック の値が規定値から外れていたら、修理が必要 である。 |
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本体の電源を入れる ↓ コード111のバーコードを入れる ↓ 表示が111になる ↓ STARTボタンを押す 表示が5secになる ↓ ・必ず、測定待ち時間が表示されてから試験紙を挟む 灰色の試験紙を挟み、STARTボタンを押す ↓ 値が表示される ↓ ・48〜52が規定値。この範囲内に入っていればOK 灰色の試験紙、バーコードを抜く ↓ ・必ず灰色の試験紙を取り出す TESTボタンを押してから、コード222のバーコードを入れる ↓ 表示が222になる ↓ STARTボタンを押す 表示が5secになる ↓ ・必ず、測定待ち時間が表示されてから試験紙を挟む 灰色の試験紙を挟み、STARTボタンを押す ↓ 値が表示される ↓ ・48〜52が規定値。この範囲内に入っていればOK RQチェック用試験紙、バーコードを抜く
規定値の範囲内に入らなかった場合、洗浄、キャリブレーションを行い、再度測定する。それでも入らなかった場合は、メーカーに問い合わせる。
目次
- 1. 試料の準備と水分量・粗灰分
- (1) 試料の準備
- (2) 水分(乾物率)
- (3) 粗灰分(通常不要)
- 2. RQフレックスの使い方
- 3. 無機成分分析
(速効性肥料成分) - (1) 0.5M塩酸抽出
- (2) 塩酸抽出液の希釈
- (3) アンモニアの測定
- (4) 硝酸の測定
- (5) リン酸の測定
- (6) カリウムの測定
- (7) カルシウムの測定
- (8) マグネシウムの測定
- (9) 堆肥中の成分量の算出
- 4. 簡易デタージェント分析
(緩効性窒素) - (1) 手順の概略
- (2) 0.2AD液での抽出処理
- (3) AD可溶有機物量の簡易推定
(パックテスト) - (4) AD可溶有機物量の簡易測定
(過マンガン酸カリウム滴定) - (5) AD可溶窒素の測定
- (6) 近赤外分光法によるAD可
溶有機物・AD可溶窒素の推定 - 5. 分析値の利用