岐阜県
農業技術センター

令和元年度イベント報告

ボランティアで清掃活動をしました(5月30日)

「プラごみゼロキャンペーン」の一環で農業技術センター、農業経営課、病害虫防除所の職員が参加してセンター周辺道路の清掃ボランティアを行いました。

毎年、年2回就業時間終了後に行っていますが、ごみの量が減ってきています。特に住宅地でのごみは少なく、住民の方々の美意識の高さを感じることができました。今回の活動にとどまることなく、住民の方々と同じ意識をもって、センター周辺の美化に取り組んでいきたいと思います。

所長あいさつの様子

「いちご部会技術研修会」で育苗時の天敵利用と管理について紹介・検討しました(6月11日)

園芸特産振興会いちご部会主催の技術研修会が農業技術センターで開催されました。県下の生産者、JA、関係機関の担当者約80名が出席し、「育苗時の天敵利用によるハダニ対策」をテーマに研修会が行われました。当センターの病理昆虫部・鈴木主任専門研究員が「天敵の効果的利用方法」についての最新技術を紹介・説明しました。また、その後当センター育苗ハウスで野菜部・安田主任専門研究員が今後の育苗管理について説明し、意見交換を行いました。

(病理昆虫部 鈴木、野菜部 安田)

研修会の様子
育苗ハウスでの視察の様子

「ねおスイート」の栽培技術および品質の向上を図りました(6月28日)

「ねおスイート」の栽培技術と品質の向上を目的に栽培技術研究会が農業技術センターで開催されました。「ねおスイートブランド化協議会」の主催で、県下の生産者、JA、関係機関など約60名が参加されました。当センターからは、「ねおスイート」の現在の状況と幼木の着果管理について説明を行い、現地の栽培状況についても情報交換し、活発な意見交換がなされました。

当センターでは、今後も県オリジナル品種「ねおスイート」の栽培技術確立と品質向上に向けての技術支援を続けていきます。

(果樹・農産物利用部 鈴木、杉浦)

圃場での説明の様子

圃場での説明の様子

第33回岐阜県農業フェスティバルでトマトの栽培方式や病害防除、生理障害の研究成果の紹介を行いました(10月26~27日)

県庁周辺で行われた農業フェスティバルにおいて、トマトの研究成果として本県で開発した独立ポット耕の密植ベンチ効果や灰色かび病等の難防除病害対策、生理障害である葉先枯れ症対策技術等の展示と紹介をしました。

実際のトマトを使った密植ベンチの展示が来場者の目を引き、「本物のトマトが成っている!」と驚いていました。また、「密植ベンチを用いたポット耕の導入経費」などを尋ねる方も見え、大変好評でした。

(野菜部 松尾)

農業フェスティバルでの展示の様子

来場者に説明を行う研究員

「教育研究交流に関する覚書」締結式が行われました(3月24日)

農業技術センターと国立大学法人岐阜大学応用生物科学部との「教育研究交流に関する覚書」締結式が、岐阜大学応用生物科学部棟会議室で行われました。県と大学の、双方がもつ知的、人的、物的資源をお互いに活用し、農業分野の教育研究の充実と人材育成に取り組むことを目的としています。

今後は、当センター研究員による学生への実践的な農業技術の講義や実習、大学教員による県研究課題への助言、共同研究の推進を図ってまいります。

(病理昆虫部 天野)

締結式 全景

締結式 全景

記念撮影

センター所長(左)と杉山学部長(右)