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アップデートのお知らせ
2011/05/27 に更新を行ないました。以下のファイルが修正されています。
・AD可溶窒素の測定において、使用するペルオキソ二硫酸カリウムを特級品または窒素分析用を用いるように注釈を追加しました(一級試薬は窒素含有量が多く、含有量のばらつきも大きいため)。これに伴い、使用する器具・試薬について(PDF、ZIP)も修正してあります。
・近赤外分光法によるAD可溶有機物・AD可溶窒素の推定において、試料貸し出しに関する記述を削除しました(知的財産等で調整が必要となったため)。
2010/09/24 に更新を行ないました。以下のファイルが追加・修正されています。
・RQフレックス用リフレクトクアント中の試薬に、医薬用外劇物を受けているものがあります。それがはっきりと分かるように、RQフレックスの使い方〜その他(試薬の保管・廃液処理等)、リン酸の測定、カリウムの測定、カルシウムの測定に記述を加えました。
・パックテスト(COD)で、濃度レンジが違うものを誤って購入してしまうケースがありました。そのため、使用する器具・試薬について(PDF)、AD可溶有機物量の簡易推定(パックテスト)に、「0, 2, 4, 6, 8以上の測定用」と、測定範囲を明示しました。
・AD可溶窒素の測定において、検量線の作成方法が分かりにくいという指摘を受けました。検量線の濃度をNO3-N で 12.5ppm、25ppm に固定し、NO3-N で 1000ppmの標準液、NO3 で 1000ppm の標準液から作成する方法を記載しました。また、ペルオキソ二硫酸カリウムの保存方法を、冷蔵保存に変更しました(常温保存で劣化した例が報告されたため)。
2010/07/09 に更新を行ないました。以下のファイルが修正されています。
※データ記録用シート(MS Excel)の計算式にミスが見付かりました。乾物率が未測定の場合、間違った値が表示されます(乾物率を測定している場合は問題ありません)。
豚ぷん堆肥・R11
誤: =IF(ISNUMBER(N7),R19*O7/100,(IF(N65=1,(M13+M16-N71*O7/100 + G3*(0.5*O38-2.5-M13-M16+N71*O7/100)),(M13+M16))))
正: =IF(ISNUMBER(N7),R19*O7/100,(IF(N65=1,(M13+M16-N71*O7/100 + G3*((0.5*O38-2.5+N71)*O7/100-M13-M16)),(M13+M16))))
豚ぷん堆肥・S11
誤: =IF(ISNUMBER(N7),S19*O7/100,(IF(N65=1,((0.5*O38-2.5-M13-M16+N71*O7/100)*(H3-G3)),0)))
正: =IF(ISNUMBER(N7),S19*O7/100,(IF(N65=1,(((0.5*O38-2.5+N71)*O7/100-M13-M16)*(H3-G3)),0)))
鶏ふん堆肥・R11
誤: =IF(ISERROR(M35),(H3*H3-S19)*O7/100,(IF(ISNUMBER(N7),R19*O7/100,(IF(((M13-M35)*4.7*100/O7-2.6)>=0,((M13-M35)*4.7-2.6+M13),M13)))))
正: =IF(ISERROR(M35),(H3*H3-S19)*O7/100,(IF(ISNUMBER(N7),R19*O7/100,(IF(((M13-M35)*4.7*100/O7-2.6)>=0,((M13-M35)*4.7-2.6*O7/100+M13),M13)))))
これまでにダウンロードされた方は、修正をお願いします(現在配布中のファイルは修正済です)。冊子・冊子付録 DVD についても、同様のミスがあります。冊子を入手された方も、修正をお願いします。申し訳ありませんでした。
・分析結果の利用
データ計算用シートを変更し、ペルオキソ分解の結果の検量線作成時の修正が不要になりました。その部分に記述を追加しています。
使用する器具・試薬について、データ入力シート
- 使用する器具・試薬について (ZIP)、(PDF)
- 分析に使用する器具の説明です。ZIP 中には価格の書き込まれたエクセルシートと、簡単な説明の書かれたワードのファイルが入っています。PDFは印刷用です。
- データ記録用シート (PDF) (MS Excel)
- 分析データを記録するためのシートです。エクセルファイルでは、分析結果を元に肥料成分量を計算できます
1. 試料の準備と水分量・粗灰分( PDF・ 通しのページ番号付き)
2. RQフレックスの使い方( PDF・ 通しのページ番号付き)
3. 無機成分分析(速効性肥料成分)( PDF・ 通しのページ番号付き)
- (1) 0.5M塩酸抽出 (PDF)
- 速効性肥料成分の分析のための塩酸抽出の方法です
- 鶏ふん堆肥の尿酸態窒素測定に必要な酢酸緩衝液での抽出方法の説明を含みます
- (2) 塩酸抽出液の希釈 (PDF)
- 塩酸抽出液をRQフレックスで測定する前に行う希釈についての説明です
- (3) アンモニアの測定 (PDF)
- RQフレックスを用いたアンモニアの測定方法です
- (4) 硝酸の測定 (PDF)
- RQフレックスを用いた硝酸の測定方法です
- (5) リン酸の測定 (PDF)
- RQフレックスを用いたリン酸の測定方法です
- (6) カリウムの測定 (PDF)
- RQフレックスを用いたカリウムの測定方法です
- (7) カルシウムの測定 (PDF)
- RQフレックスを用いたカルシウムの測定方法です
- (8) マグネシウムの測定 (PDF)
- RQフレックスを用いたマグネシウムの測定方法です
- (9) 堆肥中の成分量の算出 (PDF)
- 測定結果から堆肥中の肥料成分量を算出する方法です
4. 簡易デタージェント分析(緩効性窒素)( PDF・ 通しのページ番号付き)
簡易デタージェント分析は牛ふん堆肥、豚ぷん堆肥中に含まれる緩効性窒素を推定するための分析手法です。鶏ふん堆肥では行う必要はありません。
- (1) 手順の概略 (PDF)
- デタージェント分析の手順についての説明です。これを読んで、どの方法を使うか判断して下さい
- (2) 0.2AD液での抽出処理 (PDF)
- デタージェント分析で必要な抽出方法の説明です
- AD可溶有機物量を抽出残さの灰化等で測定する場合の説明を含みます
- (3) AD可溶有機物量の簡易推定(パックテスト) (PDF)
- パックテストを用いたAD可溶有機物量の簡易推定方法です。
- (4) AD可溶有機物量の簡易測定(過マンガン酸カリウム滴定) (PDF)
- 過マンガン酸カリウムでの滴定によるAD可溶有機物量の測定方法です
- (5) AD可溶窒素の測定 (PDF) UPDATE!!(2011/05/27)
- RQフレックスを用いたAD可溶窒素の測定方法です
- (6) 近赤外分光法によるAD可溶有機物・AD可溶窒素の推定 (PDF) Update!!(2011/05/27)
- 近赤外分光法を用いたAD可溶有機物・AD可溶窒素の推定方法の概略です
5. 分析値の利用方法 (PDF)
データ記録用シート(MS Excel)へのデータの入力と計算方法です。分析時にデータを記録するためのPDFと、エクセルシートの入力セルの配置を合わせてあるので、記入した通りに入力すれば、肥料成分量が表示されます。※データ記録用シート(MS Excel)の計算式にミスが見付かりました(2010/07/09)。乾物率が未測定の場合、間違った値が表示されます(乾物率を測定している場合は問題ありません)。2010/07/09以前にダウンロードした方は、修正をお願いします(現在配布中のファイルは修正済です)。
なお、シートを結果・データ記入用・中間計算用に分けた畜種毎のファイルも作成しました。MS Excel用、Mac OSX/iPad Numbers用のアーカイブを置いておきます。ご活用下さい。
旧バージョンは家畜ふん堆肥中に含まれる肥料成分量を計算する方法と、それに必要なファイルを ZIP アーカイブ にまとめてありました。多点数の分析を行う場合は、そちらの方が適していますが、記録用シートと入力セルの対応がわかりずらいため、使い勝手はよくありません。 ZIP アーカイブには、以下のファイルが含まれます。
- 計算用シート.xls
- 分析データを入力し、計算結果を出力時するための MS Excel 形式のシートです
- chapter5.doc
- 上記の calc.xls へのデータ入力の方法と結果の見方を説明した、MS Word 形式の文書です
- calc.ppt
- 上記の calc.xls へのデータ入力をプレゼンテーションで行なうための MS PowerPoint 形式のスライドです
目次
- 1. 試料の準備と水分量・粗灰分
- (1) 試料の準備
- (2) 水分(乾物率)
- (3) 粗灰分(通常不要)
- 2. RQフレックスの使い方
- 3. 無機成分分析
(速効性肥料成分) - (1) 0.5M塩酸抽出
- (2) 塩酸抽出液の希釈
- (3) アンモニアの測定
- (4) 硝酸の測定
- (5) リン酸の測定
- (6) カリウムの測定
- (7) カルシウムの測定
- (8) マグネシウムの測定
- (9) 堆肥中の成分量の算出
- 4. 簡易デタージェント分析
(緩効性窒素) - (1) 手順の概略
- (2) 0.2AD液での抽出処理
- (3) AD可溶有機物量の簡易推定
(パックテスト) - (4) AD可溶有機物量の簡易測定
(過マンガン酸カリウム滴定) - (5) AD可溶窒素の測定
- (6) 近赤外分光法によるAD可
溶有機物・AD可溶窒素の推定 - 5. 分析値の利用